CMIについて

■設 立
2003年2月、内閣府より特定非営利活動法人として認証を受けました。

■目 的
 特定非営利活動法人コピーマート研究所は、情報社会における種々様々な問題解決の一策としてコピーマート理論を基盤とした研究と、 知的財産権取引市場の構築を推進することで、知的財産の円滑な流通と 利用促進を図るとともに、これら研究成果をシンポジウム、出版等を通じて広く一般に公表し、知的財産の利用に付随して生じる法的な諸問題について一般の意 識の普及を図り、調査・研究、教育・研修や内外 の関連研究機関との交流にとどまらず、コピーマートの事業化と知的財産取引に係る一連の研究事業の推進を行なうことで、健全なる情報社会の基盤構築に資す ることを目的とします。

設立・目的活動内容コピーマート構想の歩み所在地・お問合せ先

■活動内容
1. 調査研究の受託
   現在の日本のコンテンツ流通ビジネスに従事するクリエーター、プロダクション、出版 社、メーカー等には、知的財産についての専門家がまだ少なく、その帰属・管理及び取引についての問題が多く生じ ています。これらの問題の受け皿となり、法的問題について調査・研究を行う民間非営利セクターの存在が重要性を増すことになると思われます。 コピーマート研究所では、内外の豊富なヒューマンリソースとネットワークを利用し、知的財産ビジネスに係る調査研究を受託し、その研究結果を報告します。

2. コピーマートのビジネスモデル開発
   コピーマートは、インターネット上でコンテンツの権利者が著作権データを登録し、ライ センス条件を提示すると共にその著作物も登録し、利用者がそこに登録された著作権データを見て、注文して著作 物のコピーを入手するモデルです。このコピーマートを応用したビジネスモデルは、取り扱うコンテンツの種類等に制限されることがないことや、その仕組みは 著作権に限定されるものではないため、著作 物が関係していれば情報や他の知的財産にも応用できるため、柔軟で汎用性の高いシステムとして用いることができます。
 コピーマート研究所は、ネットワーク上で自由な取引市場を構築するというコピーマートの基本的な考え方を、知的財産の取引に関する活動を行う企業、研究 機関その他に応用することで、知的財産取引の促進に貢献します。

3. 裁判外紛争処理事業
   インターネットの利用において、一般の利用者が知的財産権のある画像や写真などを自分 のホームページに勝手に掲載したり、著作物を無断で交換したりするなど、知的財産権の権利者と利用者との間 に紛争が発生するケースが増加しています。知的財産の円滑な運用のためには、これらの問題は出来る限り速やかに解決されることが望まれます。
 コピーマート研究所は、知的財産権にかかわる権利者及び管理事業者、利用者、第三者によって発生する紛争に関して、大学や法曹界における知的財産権の専 門家とのネットワークを活用し、斡旋と裁定 を通じて、両当事者へ解決案を提示することによりこれらの問題の円滑な解決を目指す裁判外紛争処理(ADR)に関する活動を行います。実施に当たっては特 に、紛争が発生する前段階におけるトラブル 回避のための方策の検討にその重点を置いていきます。

4. 人材教育支援
   現在のコンテンツビジネスにおいて、その権利処理・管理システム等に従事する人員は決 して多くはなく、製作や利用の段階で発生する知的財産や契約の問題について十分に対応しきれているとは言いが たい状況です。
 コピーマート研究所は、知的財産に関する教育・研修活動を通じて、知的財産の取引に付随して生じる法的な諸問題について正しい理解・普及を図るための活 動を行います。
 企業との係わりにおいては、知的財産にまつわる実務的な問題(知的財産法制、知的財産に関する税制、契約文書の作成その他)についての講座や研修の実施 を考える他、より積極的に知的財産の戦略的 な活用という観点から、欧米における知的財産をめぐる現状や、知的財産の財務評価についての短期講座を実施し、知的財産に関する実務的な専門家の育成を図 ります。

設立・目的活動内容コピーマート構想の歩み所在地・お問合せ先

■役員
理事長
 北川 善太郎 (京都大学名誉教授、財団法人比較法研究センター 特別顧問)

副理事長
 阿部 浩二 (社団法人著作権情報センター附属著作権研究所 所長)
 松澤 三男 (社団法人商事法務研究会専務理事)

事業計画等
定款

設立・目的活動内容コピーマート構想の歩み所在地・お問合せ先

■コピーマート構想の歩み

■1988年11月

ロンドン大学での北川善太郎教授の講演で、“大量コピー”問題に対応するため出版物を対象とした「コピー・セール」論を展開する。コピー・セールは、コピーマートの基本的な機能を持ち著作権の個別処理を情報技術を利用することで可能としている。

“Copyright Clearance or Copy Sale” Archiv Für Urheber-Film-Funk-Und Theaterrecht (UFITA) No.117, 1991 pp.57-69.
“Copyright Clearance or Copy Sale―A Thought on the problem of ‘Mass Right’”, AIPPI Int.ed vol. 14 No.4., 1989, pp.207-215.

■1993年3月

ハーバード大学で開催されたWIPO(世界知的所有権機関)国際シンポジウムで、北川善太郎教授は、「コピー・セール」を越えて著作物一般を対象とした「コピーマート」モデルを提唱する。コピーマートの理論および基本的構造が確立され著作権取引市場のためのモデルが提案される。

Copymart:A new concept―An Application of Digital Technology to the Collective Management of Copyright”, WIPO Publication No.723(E), Geneva, 1993, pp.139-147.
■1994年6月

WIPO(世界知的所有権機関)とフランス文化省主催のシンポジウム「著作権と著作隣接権の未来」において、北川善太郎教授は前年のハーバードでのコピーマート構想に基づくビジネスモデルを発表する。権利処理や支払いをネットワークを介して行う電子著作権管理システムとしてのコピーマートの提唱する。

“Computer, Digital Technology and Copyright” WIPO Woldwide Sympojium―Le Louvre, Paris, 1994, pp.115-130.
■1995年1月

IFRRO(International Federation of Reproduction Rights Organizations)主催によるシンポジウムで、北川善太郎教授はマルチメディア時代における出版社の役割が大きく変化することに触れコピーマートとRRO(Reproduction Rights Organization)システムとの展開を提案する。

"Copyright Usage Tracking Technologies"” IFRRO Conference Paper ‘Copyright in the Asia Pacific Region: Reprography and Digital Copying’ prepared by Copyright Agency Limited, Sydney, 1995, pp.184-198.
■1997年

総合研究開発機構(NIRA)の委託研究において、コピーマートの理論的整理及び電子著作権管理システムとしてのコピーマートの総合的検討をする。

総合研究開発機構(NIRA)研究報告書「マルチメディア時代における著作物の権利処理と流通に関する総合的研究」(No.970101, 1997)
■1998年2月

「創造的ソフトウェア育成事業」(情報処理振興事業協会)の“コンテンツの複合的権利記述による権利保護と流通支援”プロジェクトにおいて、コピーマートに係るソフトウェアの開発を財団法人京都高度技術研究所と共同で行う。

『創造的ソフトウェア育成事業編』(最終成果発表会論文集)“9.5 コンテンツの複合的権利記述による権利保護と流通支援”669-676頁.
■1998年(〜2002年)

平成10年度文部科学省私立大学学術フロンティア推進事業「高度情報社会における知識情報システムの開発研究:コピーマート−教育実践を手掛かりとして」において、名城大学コピーマート研究所を中心として、5年間にわたり教育分野におけるコピーマートの応用可能性を探る研究を行う。

北川善太郎「『オンライン日本法』(Japanese Law Online:JALO)─コピーマート名城研究所の設立」名城法学50巻別冊法学部設立五十周年記念論文集221〜251頁.

日本学術振興会・未来開拓学術研究推進事業「電子社会システム」研究推進委員会の「情報市場における近未来の法モデル」プロジェクトとして、(財)国際高等研究所を中心に、情報社会における情報と知的財産の創造と流通に関する著作権市場「コピーマート」について、5年間にわたり法モデルを策定する研究を行う。

北川善太郎監修・コピーマート研究会編『インターネットにおける著作権取引市場−コピーマート』(新世社,2003).

■1998年1月

IPA(国際出版連合)第4回国際著作権シンポジウムにおいて、北川善太郎教授がコピーマートについて、および出版とコピーマートの関連性について発表を行う。

Publishing and Copymart
COPYMART

■2000年3月

<indecs>主催による第3回国際会議 <putting works to rights> で、北川善太郎教授は、コピーマートにおけるコードの役割、および他の権利管理システムとの相互運用性に関して発表を行う。

Copymart and Copymart Code (ppt)
■2002年9月

(財)国際高等研究所とベルリン日独センターの共催により、ベルリンにて「コピーマート・シンポジウム」を開催し、5年間の長期プロジェクトに関する総合的な報告・検討を行う。

Outline and Copymart Potential
Copymart as Legal Infrastructure of Informaiton Society
■2002年12月

著作権法学会秋季研究会で、『権利管理システムの未来像 ――コピーマートを中心に――』というテーマの下、権利ビジネスの現状と権利管理システムの未来像について報告を行う。



■所在地・お問合せ先
〒600-8815 京都市下京区中堂寺粟田町93 京都リサーチパーク4号館
E-mail: info@copymart.jp

設立・目的活動内容コピーマート構想の歩み所在地・お問合せ先
 

(c) Copymart Institute